Mackerel 公式チェックプラグインを使ってping監視/sshログイン監視/その他をしてみる

Mackerel 公式チェックプラグインを使ってping監視/sshログイン監視/その他をしてみる

Clock Icon2019.08.29

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おはようございます、もきゅりんです。

掲題の通り、公式チェックプラグイン集をインストールして、ping監視、sshログイン監視、ユーザー追加、パスワード変更監視を設定してみました。

前提

  • Mackerelのアカウントを取得している
  • インターネット接続およびSSHログインできるEC2インスタンスがいる

やること

  1. とりあえずMackerel-Agentをインストールする
  2. プラグインをインストールする
  3. ping監視/テスト
  4. ユーザー追加、パスワード変更監視/テスト

1. とりあえずMackerel-Agentをインストールする

この手順については、ザッと進めてしまいます。

SSMで対応するわけでも、Ansibleで対応するわけでもUserData使うわけでもなく、手動でインストールします。

今回はAmazon Linux2で対応しています。

Mackerelの管理画面から出力される、こちらのコマンドを対象のサーバで実行します。

agent install

ちょっとすると、Hosts画面にサーバが追加されるはずです。

2. プラグインをインストールする

こちらを参考に、

チェック監視に公式チェックプラグイン集を使う

プラグインをインストールします。

sudo yum install mackerel-check-plugins

インストールできたら、下記、ping、sshログイン、ユーザ追加、パスワード変更それぞれを監視する設定を行い、テストしてみます。

3. ping監視/テスト

この例では、同VPC内にもう1つサーバを作成してテストします。

セキュリティグループを作成して、pingされるサーバに設定しておきます。

icmp sg

confファイルに設定を記述します。

# /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
# 追記
[plugin.checks.check-ping-sample]
command = ["check-ping", "-H", "TARGET_INSTANCE_IP", "-n", "5", "-w", "100"]

再起動します。

# mackerelの設定エラーを確認
mackerel-agent configtest
sudo systemctl restart mackerel-agent

設定した監視項目が増えています。

monitors added

サーバを落とす、セキュリティグループを変更するなどしてみると、

アラートメールが送信されます。

alert mail

Hosts画面ではアラート表示されています。

alert display

うまくいきましたね。

4. ユーザー追加、パスワード変更監視/テスト

次にユーザー追加、パスワード変更監視です。

こちらを参考に、

ログ監視をおこなう

/var/log/securesession openednew userpassword changedの文言からアラートを呼び出すようにしてみます。

先ほど同様、confファイルにそれぞれの設定を追記します。

# /etc/mackerel-agent/mackerel-agent.conf
# 追記
[plugin.checks.ssh_open]
command = ["check-log", "--file", "/var/log/secure", "--pattern", "session opened"]
# 自動クローズ防止
prevent_alert_auto_close = true

[plugin.checks.user_add]
command = ["check-log", "--file", "/var/log/secure", "--pattern", "new user"]
prevent_alert_auto_close = true

[plugin.checks.password_changed]
command = ["check-log", "--file", "/var/log/secure", "--pattern", "password changed"]
prevent_alert_auto_close = true

監視項目が増えています。

monitors added

sshでサーバーにログインして、ユーザ追加、パスワード変更を続けて実行します。

# ユーザー追加
sudo useradd hoge
# パスワード変更
sudo passwd hoge

まっかっかになりました。

alert display

手動でアラートを閉じます。

alert close

alert close2

元の緑色に戻りました。

back

かなり簡単にチェック項目を増やすことが出来ますね。便利でございます。

以上です。

どなたかのお役に立てば幸いです。

参考

チェック監視に公式チェックプラグイン集を使う

チェック監視項目を追加する

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